4月1日 土京〜ヲンボ谷
師匠と船長とで土京の奥を目指すも、工事中のため通行止め。
やむなく、その下流を釣ってそれぞれ0匹。
その後ヲンボ谷に移動して昼食。
寒いのを我慢して、谷へ下りて、師匠と船長は、1匹1000円のアマゴを各1匹釣る(日釣り券の値段)
私は年券を所有してるので、出費は0円だから0匹。

詳しく書くとまたまた愚痴だらけになってしまうので、以上で終わります。

(太陽の光は気持ちいい)
4月8日 ヲンボ谷
久々に週末に晴れた。久々というか、今シーズン初めてカッパを使わなかった。やっぱ渓流釣りは陽光の中で釣りたいもんだ。(とは言え、昨日は雪の舞う中、栗巣へ行って1時間で挫けたけど・・)
でもやっぱり水は多めで、そんな時には土京しか思いつかなくって、多分通行止めだろうと思って行ったらやっぱり通行止めで上流へは行けず(工事期間は5月末まで)結局、ヲンボ谷に行く。
ハッチもほとんど無く、膝上くらいの水につかるととても冷たく、たまに13cmくらいが釣れて、希に15cmが釣れた。
・・・2匹。

4月15日 古道川
再び日曜日に晴れました。先週よりも、もっと暖かい。こりゃあ今期で最高な条件ではあります。が、相変わらず水位は高めで、今までに比べて・・・、ということです。
で、やっぱりなるべくなら水位の低い谷を目指すわけですが、土京が工事中なので、う〜ん、寒水の上流にしようと思った。
ルートは牛道の上流を通って大洞峠を越えて上流から入るのが私のパターン。そして10時に掛軸店をスタートするも、牛道川の最後の橋を渡った所に数台の軽トラが止まってて「伐採作業のため通行止め」の表示。多分ここで作業員達が集合して、上の道で重機を動かしてるのだと思う。そういえば、去年もそんな状況だったのに気づいた。

やむなく引き返して、11時半になって古道の上流に着く。無駄な時間を過ごしてしまった。
谷に下りたらブンブンと飛ぶカゲロウ。水は多めだけれど、ここなら調度いいくらい。う〜ん、釣れそう・・・。
竿を振り始めてすぐに20cmくらいのイワナが釣れた。そしてネットに収めて、写真を撮ろうとカメラを取り出してる途中に逃げていった。まあ、多分これからもそこそこ出るでしょう。
そこからもうちょっと進んだ所で、やっぱり20cmくらいのイワナが出た。写真を撮ろうと思ったけれど、適当な撮影ポイントがない。水位が高い分、川原というか、砂利底の、浅くてお魚を据えるポイントがないのです。なので、そのままリリース。まあ、まだ釣れるでしょう。
それからしばらく釣れなくって、さっきのイワナを撮らなかったことを後悔しはじめた頃に、また20cmくらいのイワナを釣った。適当な撮影ポイントは無かったけれど、左手でネットとお魚を支えて(ティペットを持って)無理やり写真を撮る。船長のご忠告に基づいて、光跡がミミズのようにならんように配慮したつもりだけれど、これならどうだ!!

その後2〜3匹釣って、上流へ行くほど反応は悪くなって、そこそこ満足したし腹も減ったので車に戻って昼食。
そして栗巣へ行ったけれども、水位が高めでドライフライを流すポイントは少なく、たまにあるトロ場では仔アマゴしか出ず、3時半にはもう挫けた。

(ポートレイト)
4月21日 寒水川
朝9時過ぎに出発して鷲見川を目指す。しばらく進んで途中の自販機で缶コーヒーを買って、長良川の見える駐車場に止まって、とりあえず一服・・・、と思ったら、キセル忘れた。仕方ないので取りに帰る。これで40分も損した。
掛軸店でキセルを取って、再び北上して鷲見を目指すのも癪なので、今度は南下して寒水を目指す。そして寒水の入り口に着いたのが10時半。予定の入渓点には釣り準備にいそしむ人がいて、もう少し上流に行ったら車があって、更に上流も釣り人の車が多く、結局11時になって上流部に着いた。
いそいそ準備して谷へ下りる。ほぼ曇りで平水まであと一息。もう少しハッチがあってほしいが・・・。#14のドライを結んで釣り上がるも反応はない。全然釣れる気がせん。で、ウェットにする。仔イワナがスレで掛かった。釣ったというより、引っ掛けた。情けない気分になって1時間で挫ける。
それからもっと上流へ行ってカップ焼そば食って、再び谷へ。
とりあえずドライフライを結ぶ。
最初の良ポイント。
ここで釣れなければその日は釣れない。1匹釣れれば普通。2匹釣れれば、そこそこ釣れる。そんな、その日を占ってくれるようなポイント。で、出ない。しつこくしつこく流してたら、1匹、仔アマゴ?が出た。フッキングはしてくれない。絡んだにすぎん。これでは釣れんな・・・。
しばらくして、あるポイントでしつこく流してたら7寸くらいのイワナが釣れた。出方が異常に早い。よろしくない出方です。その後はやっぱり釣れなんだ。
1時間でドライには見切りをつけてニンフに変える。少し進んで1匹バラす。もう少し進んで目印に2回出た。そして根掛りしてフライロスト。仕掛けを作り直して、目印に1回出る。まあ小さいので苦にはならんけど、またまた根掛りしてフライロスト。それで、目印に近いサイズのドライにしたけど、そうするとさっぱり出ない。いっそ目印フライを作っておくか。
2時間で挫けた。

掛軸店に戻って、ビール飲んで本読んでたら、テンカラN氏がやってきた。
「ちょっと見てくりょ」と言って魚籠(コンビニのビニール袋)を差し出す。中には20匹くらいのアマゴ!
「えー、どこで釣ったんですか」
「鷲見や」
「私なんか1匹しか釣れなんだのに・・」
「ここが違うんや」と言って、自身の右腕をポンポンたたいて帰っていった。
悔しい。私も最初の予定通り、鷲見へ行くべきだった!!

それからもう暫くしたら、船長がやってきた。
「釣れた〜?、どこ行った〜?」と、なにげなく聞いたら
「庄川上流で10匹以上釣ったぞー!!」とおっしゃる。
「ゲーッ、ルアーってのは、そんなに釣れるのか?!」
「餌よりも釣れるぞー」
そう言って、、満面の笑みを浮かべて帰っていかれた。
悔しいーー。

翌日は雨。
私は雨は嫌い。でも昨日のテンカラN氏と船長に与えられた悔しさは、それに勝った。
鷲見へ行く。昨日釣れた場所だからって、今日釣れる訳ではない。そんなことは解ってる。しかも昨日よりもずっと気温は低下してる。条件は悪い。そんなことも十分に解ってる。でもそれ以上に悔しい気持ちが勝りすぎてた。冷静さを失ってた。
そして鷲見へ行って、冷たい雨に2時間打たれる。なんか修行のような気がしてきた。時折吹く冷たい風が、むきだしの手をかじかませる。徐々に冷静さを取り戻す。そして思った。
やっぱり私は、雨は嫌いだ。

(桑ヶ谷は、魚の数よりゴルフボールの方が多い)
4月30日 切立川
30日の朝、コーヒーを淹れてたらスズケンさんが現れた。
おやおや、これはお久しぶりですね。2年ぶりですか。お元気でしたか。いったい何やってたんですか。釣りしてました?噂では静岡にいらっしゃるとか。え、東京?静岡?どっち?まあ、どっちでもいいや。とりあえず、お元気そうでなによりです。
暫しまったりと会話。スズケンさんは28日から長良川巡礼をなさってるらしい。なので、自分のために淹れたばかりのコーヒーを、お接待として差し出す。(もちろん直後に自分のコーヒーも作ったが)
スズケンさん情報によると、この日、局長さんと坪さんは、ワサビ採りに行くとのこと。「じゃあ、そろそろ姿を現すな」と話してたら、その直後やっぱり来た。これまた久々に、掛軸店がアヒル集会所となりました。
NEXがどうの、巨大湖とは霞ヶ浦か?とか、本金フライは250円!とか意味不明な会話の末、10時頃になって、局長さんと坪さんは北へ、スズケンさんは長良川へと旅立たれた。

その後私は、車洗って半年に1回のワックス掛けして、のんびり昼食して、1時になってやっとこ重い腰をあげて(前2日でくたびれてる)切立に行って2匹に終わる。
その他、28日は和良で1匹。
29日は猪洞川(0匹)と桑ヶ谷で数匹。